無添加住宅は、知れば知るほど奥が深いものです。うさんくさいと思う方も中にはおられるかもしれません。しかし、生物と化学の学術根拠がしっかりしていて必ず理論に基づいて考えられています。ここでより深く知識の幅を広めて下さい。

　年々新しい住宅や建材が様々なメーカーから開発されています。しかし、よく考えてみて下さい。何か１つ開発するとそのデメリットがつきまとうわけです。そのデメリットはお客様が苦情としてメーカーに届くようになり、またこのデメリットをつぶすために日夜改良され、新商品が

誕生します。この商品の裏側には小さな苦情にも置き換えられない大きな落とし穴も中にはあることをじっくり考えてみて下さい。

　住宅は高価なもの。ローンを３０年払い終わって、寿命がくるような家では、いつまで経っても払い続けなければなりません。また、孫やひ孫の代まで受け継ごうとしても、途中の段階でメンテナンス費用が膨大な金額に驚かれることもしばしばあります。実際、何のために高いお金をかけるのかがわからなくなってしまうようになります。建物の補修はうわべだけ治しても根本の解決にはなりません。新築する時から根本をしっかり見極めるようにする必要があります。

見た目だけや雰囲気だけの価値観で終わっていませんか？見た目だけ良ければいいという方は、高機能な新建材を使えば解決するはずです。しかし、建物を長持ちさせたり、古くなって骨董品のように価値があがるようになったり、本当に健康でありたい、地球に極力負担をかけないような物づくりをしたいという価値観をみんなで共有したいではありませんか。

　無添加住宅を建築する職人さんの方や現場監督にもお客様の大事な想いを伝えたい。また、その想いを裏切ることなく満足する家を建築して欲しい。無添加住宅の大事なコンセプトを作る方全員に共有していきたい。作り方の１つ１つを伝えていきたい。そう願っています。

　無添加住宅を建てた後、どんな生活を送れば良いのか。ロハス(健康的で持続可能な生活)な提案を少しでも多くご紹介できればと思っています。